| 選手権兵庫大会開幕まであと185日、そして、抽選会まではあと174日になりました。元旦から行っているカウントダウンですが、私の尊敬する指導者の一人で高校・大学の大先輩でもある長澤先生率いる創志学園高校野球部について書かれた【ただ栄冠のためでなく】という本の中にある「ゴールを見据えてやるべき事を明確にする」という一説からヒントを得ました。考えてみれば、昨年は野球部だけでなく、学年の生徒や保護者にも「ゴールはどこに置きますか?」という会話を随分しました。また、メンタルトレーニングの手法や原田隆史先生(教師塾塾頭)の教えにも“ゴール(目標・目的)から逆算する”というのがあります。これらが全て繋がり、1月1日からのカウントダウンになりました。今日は仕事始め、そして、一部の部員は練習始めになります。今朝のデイリースポーツ1面トップは【市西宮奇跡8強】という文字が踊っています。あと一つ勝てば“国立競技場”での試合、また、受験を控えた3年生は“国立大学合格”を目指すということで【国立】がキーワードになってきました。「選手権はテレビで観るもの」という選手のコメントが紹介されていましたが、その舞台に立ち奇跡を起こしている現実が目の前にあります。お世話になっている智辯和歌山高校の高嶋先生は「甲子園は出るところやで。」と常々おっしゃっています。さて、我々にとって「甲子園は観るもの」なのでしょうか?それとも、「プレイする場所」なのでしょうか?6日から始まる全体練習でその答えを出して貰いましょう。
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