| 先日、甲子園で春夏連覇をされた監督さんと食事をご一緒させていただきました。監督さんの関連本も2冊ほど読んでいましたので、それらについての質問もさせていただきましたが、指導の柱は「社会に出て通用する人間力」ということでした。そのために、感性や洞察力を磨く。それらを磨くために、1分間スピーチや散歩、清掃を行う 等々、一見すると小田高が行っていることばかりですが、その深さや真剣さに大きな差があるように感じられました。今回の選手権で優勝された、前橋育英高校さんも私語をせずに散歩を行い、ゴミ拾いをしているそうです。結局“人間力を磨く”ことが高校野球の永遠のテーマなのでしょう。高校野球が目指すものの答えはここに行き着きます。今年の甲子園からも多くの学びと気づきがありました。明日はその答えを出す大きな試合になります。
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