| 昨日の雨と風により、校舎とグラウンドの間に植わっている、紅葉した欅の葉っぱの大部分が落ち葉となり通路を埋め尽くしています。これに気付いた2年生は本日の野球日誌で「朝に行っている外回りの掃除を、明日から通路の落ち葉拾いに変えようと思います。」と書かれていました。すばらしい気づきと行動だと思います。さて、紅葉した欅の葉っぱを、遠く離れたホームベース付近から眺めていると、季節の移ろいとともに紅葉の美しさを感じます。しかし、欅に近づいてみると紅葉しているのは葉っぱの表面だけで裏面は緑に近い色をしており、やや興ざめしてしまいます。一方で、楓の葉っぱは裏も表も鮮やかに紅葉し、遠くから見ても近くから見ても、その美しさは変わることがありません。人も同じように、裏表のない人のほうが、他者をより感動させることができるのではないでしょうか?【本物は人の心を揺り動かす】のだと思います。
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