| 昨日、スポーツ評論家 玉木 正之さんの講演を聴く機会に恵まれました。以前、アメリカ独立リーグを見て回るNHKの特集番組に出演されていて、その切り口がとても面白く、是非話を聞いてみたいと思っていました。やはり、その思い強く持ち続けていたので“念ずれば花ひらく”ことができ、夢が叶いました。 そして、その講演内容は私の期待を遙かに上回るものでした。それは、「1964年の東京オリンピック」の話から始まり、「なぜサッカーのオフサイドは反則になるのか」を歴史や文化的背景の話を織り交ぜながら分かりやすく解説していただきました。さらに、私が日頃から選手に話している「暴投・悪送球」の使い方など、その理由も明確にしながら話されていました。 最後に、「スポーツを語るうえで【ルーツ】を知ることがそのスポーツを一層興味を持ち、何倍も楽しむことができる。」と話されたときに、「私の考え方は間違っていなかった。」のだと確信しました。小田高野球部の歴史について、先日も元監督の大津先生や黒田先生から話を聞いたところでした。また、小田高では現在「探求活動」のまとめの時期ですが、野球部マネージャーが私の授業を受けており、「野球はなぜ9イニングなのか?」が研究テーマです。こんなところに目が行くのもマネージャーの成長かも知れません。
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