| 本日が今シーズンの開幕戦となりました。対戦相手は毎シーズンお手合わせいただいている学校で、正直負けた記憶がほとんどありません。しかし、本日の結果は、0−1・0−1の2試合完封負けでした。相手投手の低めを丁寧につくピッチングに打線が沈黙しました。決して、慢心があったわけではありません。 しかし、試合に臨む「覚悟と決意」に欠けていたように感じました。試合終了後のミーティングは反省や課題ばかりが出てきます。試合後の練習をキャプテンに選択させたところ、即座に「バッティング練習をやります。」と答えました。 私は、バッティングケージの後ろに張り付き、技術指導3割、メンタル指導7割で【選手と向き合う】ことにしました。映画「ビリギャル」に出てくる、塾講師の坪田信貴氏は「子どもが徹底的に見てもらえる唯一の瞬間、それは怒られている時…」と仰っています。実は、この話はまだ後に続くのですが、今日の試合後の練習は、バッティングの様子を徹底的に見ることにしました。つまり、生徒を叱りながら指導しました。賛否あると思いますが【選手と向き合う】方法に叱ることを選択したのです。 「覚悟と決意」を固めた後の練習だったので、多くの選手が見違えるほどのパフォーマンスを見せてくれました。“褒める”ことと“叱る”ことの使い分けは、指導者にとって永遠のテーマであることを、今さらながら実感しました。 春季地区大会まであと15日、選手権大会開幕まであと116日です。 念ずれば 花ひらく
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