| 選手権兵庫大会まであと145日、抽選会まで133日になりました。昨日は推薦入試、本日は雨にたたられ、なかなかエンジン全開とはなりません。気持ちを維持することの難しさは選手達が一番よく知っています。“根性論”は平成に入り色あせてきた感がありましたが、ここ数年“スポ根アニメ”がテレビCMに使われたり、映画“三丁目の夕日”が大ヒットしたりと、昭和の匂いがする作品が目にとまります。古き良き時代の心意気が、こんな時代だからこそ求められているのでしょう。そのような中で、“三丁目の夕日”を3作品全て見ましたが、起承転結がはっきりしているわけではないのに、なぜか心打たれるものがあります。その理由は、我々が忘れかけている【昭和の魂】がふんだんに盛り込まれているからだと思います。言い換えれば【情】でしょうか。「誰かのために頑張ることができる世の中」が、あの時代にはありました。平成生まれの高校生にも、この感覚は脈々と受け継がれているのではないでしょうか。とりわけ小田高の選手を見ていると、そのような選手が数多くいることに気づかされます。“ALWAYS(長洲中通)二丁目の夕日”を浴びながら、定期考査までラストスパートして貰いましょう。
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