| 2012/02/28(Tue) 20:08:27 編集(管理者)
選手権兵庫大会まであと137日、抽選会まで125日になりました。某高校の校長先生から【佐賀北の夏】と言う本を薦められ、あっという間に読み終えました。実は部員の中で「既に読んだ。」ということも聞いていたので、早速購入しました。まず、惹かれたのは「“普通の公立高校”ではない。」と著者が正直に書いているところです。“公立高校十把一絡げ”で公立賛歌的に書かれると、実態を知るものとしてはやや興ざめするのですが、“スポーツ推薦”や“専用バス”があったりと、我々の感覚の“公立高校”ではないことを正直に書かれてあったので、それを前提にして素直な気持ちで読むことができました。そして何よりも、原田隆史先生の【長目の活用】や【徹底することの大切さ】など、、奥底に流れている魂は、共感するものがあり、刺激を受け勉強にもなりました。さらに、陽の当たる話題だけではなく、監督と選手の【不協和音】も赤裸々に描かれており、とても考えさせられました。秋・春と初戦で負けたチームが、甲子園で優勝するのですから高校野球は何が起こるのか分かりません。しかし、佐賀北には【戦略と戦術】がはっきりと見ることができ、決して奇跡ではないことが分かります。まだ読んでいない人は、是非読んで下さい。貸し出しもします。
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