| 昨日、私の高校時代の恩師が逝きました。日体大に進学することができたのは、恩師のおかげです。そして、自らが定年の際に母校に呼んでくれたのも恩師です。私の節目節目で恩師の存在は際立っていました。また、甲子園出場を決めたとき、一番に連絡をくれ、改めて懐の深さに感動しました。未だに追いつくことができていません。母校に戻り、27年ぶりに県大会出場を決めた試合では、スタンドから真っ先に私のところに降りてきて「おめでとう」と祝ってくれました。試合に負けたときに「お前のスクイズを出すタイミングは下手やのぅ」と目は笑いながら叱ってくれました。その柔和な表情は“先ほどお会いしたとき”も、あの時のままでした。嘘のような本当の話ですが、2日前に恩師が夢の中に出てきました。天然色の情景が鮮明に映し出されました。インフルエンザで寝込んでいる私に喝を入れてくれたのだと思います。逝く前に私に会いに来てくれたのでしょう。今日の訃報を聞いたときに鳥肌が立ちました。決めました。今シーズンは【恩師のために頑張ります。】選手権開幕まであと155日です。
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